今月の２７日で息子をスイスで出産して４７年になる。早いものだ。主人とはヨーロッパ旅行中に知り合いその１年後に結婚、その１年後に出産した。主人はスイス・チューリッヒで働いており私は札幌で働いていた。当時はスマホなど勿論なく、国際電話１分３０００円とかとんでもない値段、ほとんどが文通だったが恋愛とはすごいものだと今になって思う。
まとまった休みが初めてとれたので、ロンドンにいる友人に会いがてら興味があったヨーロッパを回ってみたいというのが私の目的で結婚相手まで見つけるなんて？？！
主人と出会ったのはその旅行の終わりに近い頃だった。パリ✈ギリシャ⇒イタリア⇒ドイツ⇒オーストリア⇒スイスと回ってパリ⇒ロンドンの予定だった。チューリッヒで１泊、チューリッヒからインターラーケン、グリンデルワルド、ユングフラウヨッホからチューリッヒに戻る日帰りバスツアーに参加してチュー リッヒにもう１泊、駅に荷物を預けて街をぶらぶら、乗りたい列車の時間がせまってきたが駅がどっちの方角か分からずにたまたまいた日本人らしき男性に道を聞いた。その人が主人だった。その時はお互い顔も覚えていなかった。
その後無事パリ行きの特急に乗りパリに3日ほどいて友人のいるロンドンに向かった。当時私は２５歳、友人も同い年、彼女の休みに合わせてロンドンに入る予定だった。ロンドンで楽しい時間を過ごし４日後日本行きの飛行機に乗った。
飛行機の中で見たことのある日本人男性がはなしかけてきた。チューリッヒで道を聞いた彼だった。彼は仕事で日本に行くとの事、2人の同行者は彼の会社の社長と重役とのこと。私がチューリッヒのイエルモリというデパートの買い物袋を持っていたので、話しかけてこいとけしかけられたらしい。彼は道を聞いたのが私と気ずいていなっかた。
話が合ったのか、日本に着 くまでの10時間以上話っぱなしだった。初対面の人とそんなことは初めてだった。日本の上空だと機内が騒がしくなった。日本らしいが羽田ではないのは私にもわかった。名古屋空港だった。乗っていたのが日本の飛行機ではなかったので説明がなかなかなかった。結局は羽田でハイジャックが起きており、着陸できないので、名古屋空港に着陸したが、当時の小牧空港は国際空港でないため降りられないとのこと。結局10何時間後名古屋で降ろされ、交通費は後で清算できるので勝手に帰ってほしいと言われた。
という事で主人と私はその後も10何時間一緒だった。1974年7月の事・・・・。49年前の事か～！！長くなったので続きは②で(❁´◡`❁)
