誰かに話したい74歳初めての驚き💋

74歳,ヤングば~ばのひとりごとにお付き合いください!!

スイス➄ 自然体でアシスト!さりげない親切に感激!!

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スイス人も知り合えばだいたいの人は親切だ。
スイスで暮らして息子が生まれ、まだ2-3か月位の頃
すごいジンマシンが出来て、まだかかりつけ医が
いなかったので電話で予約して連れて行った。

と思っていたのだが、今主人と話をしていたら、
スイスではかかりつけ医をゲマインデ(区役所のようなところ)
に申告しなければならず、その時のドクターもゲマインデ
教えてもらったとの事。主人がそんな手続きを
してくれていたとは知らなかった。

        チューリッヒ・ホフマンダリヤ園・自宅の近くだった

我が家には車はあったが1台で主人が通勤に使っていた。
病院は歩いて行ける距離ではなく、抱っこ紐で連れて行こうか
思案していた。
我が家の近くにバス停があり、市電(トラム)の終点の停留所
まで連絡していた。
トラムは14番、終点はフランケンタールだった。
クリニックはそこから5つ目だった。
    
   

チューリッヒ・トラム

主人の友人のミセスコッツウエルに聞いてみた。
彼女は結婚の保証人にもなってくれた人だった。
彼女が言うには、乳母車に息子を乗せたままバス停に立って
いろというのだ。怪訝そうな顔をした私に、「ここはスイス、
大丈夫だから立っていろ!」という。

乳母車を押してバス停に立ってみた。バスがきた。
ワンマンカーの乗車口が開くと、バスの中から男性が2人
降りて来てひょいと乳母車を持ち上げてバスに乗せてくれた。
バスが終点に着くと、また男性2人が持ち上げて降ろしてくれた。
その男性達はみんな乗客だ。
本当に自然体で乗り降りをアシストしてくれるのだ。
日本で同じことをしてもらうと、本当に丁寧にお礼を言わなけならない。
勿論スイスでもお礼を言うが、日常の会話の様に
「ダンケシェーン」という。

それは市電(トラム)を乗り降りする時も、そこにいた人達が
粛々とやってくれた。
ドアを開けてくれるような、年季が入った親切だった。

息子のジンマシンはジンマシンではなく、あせもだとの事。
薬はいらない。脱がせなさいとその場で1枚脱がされた。
そのドクターもとても優しかった。
そのドクターもというのは、その後もスイスでお世話になった
ドクターは皆優しかった。

この事を思い出す度、セットで思い出すことがある。
息子が2歳位の時、日本に里帰りした時の事だ。
息子を連れて慶応病院に入院している人を見舞って、
主人との待ち合わせた下北沢に電車で移動している時の事。
駅の階段を疲れた息子を抱いて降りていた時、後ろから
「何ぼさぼさしてるんだ!!」と怒鳴られた。
自分の国でそんなこと言われてすごく悲しかった。
電車も混んでいて座れる座席もなっかったが、
誰一人席を譲ってくれる人はいなかった。
シルバーシートが出来る前の事だが、
シルバーシートを作らなければ席を譲らない国なのだ。
そこがおかしい!!

スイスでは若者が電車で座っていようものなら、年配者が
前に立って顎をしゃくって立てと合図する。
そして当たり前のように座る。ダンケとは言わない。

スイスでは、平日の動物園は着飾った年配者がいっぱいだ。
平日のカフェも同様。若者が働いている時間は勇退した年配者
が街を席捲している。

私は若い頃から、年配者が巾を利かしているスイスのような
システムは素敵だと思っていた。
自分も年配者になった現在、日本の年配者も少しは
地位が上がったかなあと考えてみた。上がった人、
下がってひがんでいる人。良い方向に行っているとは
言えないのではと私は思う。


ヤングば~ば

”日本人は知っている人にはすごく親切だが
知らない人には冷たい人が多い。” 



 

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