誰かに話したい74歳初めての驚き💋

74歳,ヤングば~ばのひとりごとにお付き合いください!!

スイス④ スイスの医療システム

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スイスの医療保険は日本のように皆保険ではなく、個人で保険会社と契約するシステムのようだ。子供を産む為に入院したのはチューリッヒの州立病院でとてもキレイだった。当時チューリッヒ市の郊外に住んでいたのだが、病院は車30分位の郊外の丘にあった。シュリーレンという町で、主人が予約してくれていた。

初産で時間がかかり、分娩台に4~5時間いたような気がする。無事お産を終え2人部屋に入って、しばらくすると、一人の女性が歩いて入って来た。もう一人の入院患者だ。私は、寝台で点滴をしながら病室に来たので、彼女はお産はこれからかと思っていた。しかし話てみると、今産んで歩いて病室に来たとの事。日本人とは体力が違う事を見せつけられた。スイス人で初めてのお産とのことだった。

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この病院は赤ちゃんは授乳の時だけ看護師さんが病室に連れて来てくれた。病室に入れるのは主人だけだった。それと、ハーフではなく、純粋な日本人の子供が生まれたのはこの病院で初めてとのこと。ドクターが看護師さんを集めて、私の息子の背中を見て、これが蒙古斑(もうこはん)といって東洋人にだけ出る。でも真ん中に出るのは日本人だけと説明していた。

病院の食事が素晴らしかった。一人一人、下の写真のようなワゴンで熱々の料理が立派な食器に入ってくる。味も最高!私だけではなく、この病院では産後の妊婦さんはみんなそうだとの事。体力回復の為との事。お姫様になった気分だった。

スイス人は退院までだいたい10日間位入院するそうだ。退院したら自分で赤ちゃんの面倒を見るので、しっかり体力を回復してから退院するらしい。私は母と妹が日本から来てくれていたが、お産が遅れたので母の帰国の日が迫っていた。病院にいれば赤ん坊には会えないので、早目に退院することにした。私は健康だったので、スイスで入院したのは、この時だけだったが、とてもいい経験だった。世界中のお金持ちがスイスの病院で最後を迎えたいというのが少しわかった。スイスの病院最高!!

ヤングばーば

主人の記憶によると、お産費用は1000フランちょっと払ったが保険会社とアーファーファーと呼ばれているスイスの年金のようなものからほとんど戻ってきたはずとの事。スイスは歯科は保険が効かないと聞いていた。さすが先進国スイス、お産には手厚かったようだ。

日本の少子化に思う

47年前のスイスでのお産の時の話。日本で今やれば、少子化対策の一助になるのではと妄想している。だって74歳の私がこの47年、親しい人すべてに話したのだから…・感激してみんなに伝えたかったから・・・・

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