誰かに話したい74歳初めての驚き💋

74歳,ヤングば~ばのひとりごとにお付き合いください!!

スイス⑦ 外国で外国語を学ぶ!!

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スイスに暮らし始めたころ、いつも辞書片手にどこにでも
行っていた。英語は日本で勉強したのだが、私の暮らしていた
チューリッヒはドイツ語だった。

スイスの言葉はスイス語の統一言語はなく地域によってドイツ語
、フランス語、イタリア語、を使っている。他にロマンシュ語
言われるスイス古来の言語がある。

私の住んでいたのはチューリッヒなのでドイツ語。
旅行なら、ホテル、飲食店、土産物店は英語で問題なしだが、
住むとなると話は別、スーパーでは勿論ドイツ語だけ。

会話はドイツ語だが、商品の説明はだいたい3か国ごで書いてある。
それが作っている場所によって順番が変わるのだ。
現在ならドイツ語、フランス語、イタリア語の区別はつくが
スイスで暮らし始めた頃は、それが解らず苦労した。
小麦粉一つ買うのにも辞書で調べて、買った。
下の写真はスイスのクノールで出している調味料!

私が苦労しているのをみて、主人がゲマインデ(区役所みたいな所)でドイツ語を習う教室のことを調べて来てくれた。
税金を払っている外国人がドイツ語を教えてもらえる所だ。
チューリッヒ市内にあった。

チューリッヒにトラム(市電)で通った。週2回だったか??
結構沢山の国の人が習いに来ていた。
アメリカ人、カナダ人、オーストラリア人、日本人、・・・。
日本人は私の他にチューリッヒ工科大学で働き始めたドクターが一人、
日本の商社でチューリッヒ勤務になった、ご夫妻。
ドクターは書くのは問題ないらしいが、日常会話を覚えたいとのことだった。

私はドイツ語⇒日本語、日本語⇒ドイツ語の辞書を日本で買って行ったが、
先生はドイツ語をドイツ語で教えてくれる。
生徒はそれぞれ母国語⇔ドイツ語の辞書で覚えるといった感じだ。
いくら位毎月払ったかは、主人も私も覚えていないが高くはなかったと思う。

主人は職場でドイツ語を覚えたとの事。

私も半年位通っただろうか。市電の中で他の人の会話が解らなくてうるさく
感じていたのが、少しわかるようになるとうるさくなくなる。

スイスは外国人に対しての手助けも手厚いと思った。
日本ではどうなのかなと気になった。

スイスのドイツ語圏内で悩ませられたのが、スイスドイツと言われる
ドイツ語の方言。
        グーテンターク⇒グレッツイ!
ダンケシェーン⇒ダンケフイールマール!
てな感じ。勿論辞書には載っていない。


最近はパソコンでも翻訳機能が付いているし、スマホで翻訳もできる。
ポケトークなんて便利なものも出来てきた。
言葉で苦労した50年近く前のことなど、今の若者には想像できない事
なのか??


ドイツ語の教室で知り合った”日本の商社でチューリッヒ勤務になった、ご夫妻”とはまだお付き合いがある。