①では47年前の出来事から49年前まで戻ってしまった。
49年前のあの日帰りの飛行機がすんなり羽田に着いていてば、主人と結婚していなかったかもしれない。羽田からすぐ札幌まで帰るつもりだったので・・・。飛行機は朝7時頃名古屋小牧空港に着いて解放されたのは夕方6時位だった。なんと10時間以上、彼（主人になった人）と連れは東京で泊り仕事との事。その時間から名古屋⇒札幌の飛行機はないので、私も東京まで行って宿を探さなくてはと思った。すると彼が知っている宿なので泊まれるように話してあげるというのでお願いすることにした。小松空港～名古屋駅に行き新幹線で東京まで4人で移動、東京駅には彼の妹が車で迎えに来てくれていた。
宿は銀座の古い旅館だった。そこは彼の実家だった。私は次の日から仕事の予定だったが1日のばしてもらい、家にも連絡した。彼は次の日は連れを東京を案内するとの事、札幌へは夜の便を予約して次の日は１日彼とデートだった。４人だったが・・・・。
札幌に戻ってから文通を重ねて、私がスイスに行って結婚した。そのくだりは別の章でお話したい。
チューリッヒの州立病院を予約していたので、そこで出産した。日本から私の母と妹が来てくれていたが、出産予定日が大幅に遅れて母の帰国予定日がせまっていた。無事男の子が生まれた。それが４７年前の２７日。
元気に育ってくれて、かわいい奥さんと結婚、今では４人の子持ちだ。男２人、女２人。仕事で外国出張も多く、心の中では心配だが、自分のしてきた事を考えると言えない。母が私がスイスに出発の日送りに来てくれ、”そんな遠くに行かなくても”と涙を流したのを今でも思いだす。
書いていて、自分の大胆さに驚いている。若さだろうなあ！！