誰かに話したい74歳初めての驚き💋

74歳,ヤングば~ばのひとりごとにお付き合いください!!

スイス⑥ スイスのきのこ狩り!!

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きのこ狩りのニュースを主人と一緒に見ていて、スイスで暮らして
いた頃は”よーくきのこ狩りに行ったね”と盛り上がった。

日本の”今の時期のきのこのニュース”は毒きのこを食べて亡くなった
というのが多い。今日のニュースもそうだった。

「ふぐは食いたし、命は惜しし」のことわざ通りで
「キノコ狩りのきのこは食べたし、命は惜しし」ですね。

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きのこ狩りはスイス・チューリッヒで暮らしていた時しか行った事がない。

  
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息子が歩ける様になってから家族3人で毎年行っていた。
今日初めて主人に「どうしてきのこ狩りにいくようになったの?」
と聞いた。その頃はVolketswill(フォルケッツビル)という
チューリッヒの郊外の街で暮らしていた。


その時隣人だったドイツ人とスイス人のカップルのドイツ人のご主人
から教えてもらったとのこと。
きのこ狩りの出来る森の事。
取ってきたきのこを検査してくれる場所が有る事
きのこ狩りの時期になると、ゲマインデ(区役所みたいな所)の一角で
きのこ狩りで採ってきたきのこを専門家が無料で選別してくれる場所が
設けられる。1~2時間の間にみんな並んで選別してもらう。
毒のあるものはその場で没収してくれるので安心だ。
「こんなシステムがあるなんてスイスはすごい!!」
と感激した。

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初めてきのこ狩りに行った時、区の森は車で10分位の近くで
爽やかで気持ちが よくきのこもたくさん採れた。
それを持ってゲマインデに行くと30人位検査を受ける人が並んでいた。
主人が列の前の方まで検査を見学に行っていて、しばらくして
戻って来て検査を受けていないのに、帰ろうと言う。
どうしたのかと思ったら、”私達の採って来たきのこは猛毒の
きのこばかり” 
だという。壁に貼ってあったポスターの猛毒きのこ
ばかりだったとの事。検査を受けるまでもないので帰ろうという。

初回は大失敗だったが、それにもめげずよく行った。
息子は小さいので目線が丁度いいみたいで、きのこをよく見つけ
ご機嫌だった。大人も楽しかった。たくさん採って検査してもらって
美味しくいただいた。


そして「きのこは本当に検査をしてもらわないと食べられない」と
いう事を学んだ。本当にそっくりなきのこなのに毒があるもの、
食べられるもの、その違いを検査をしてくれる人は親切に説明して
くれるがなかなか難しい。

食べ方も教えてくれた。これは美味しいので沢山採ってきた方が
いいなど、知らないことをいっぱい教わった。

日本に帰ってきてからもきのこの季節になると、スイスでの事を
思い出すが検査してくれる人がいないので、
自分で採ったきのこは食べてはいない。

日本にスイスのような検査システムを熱望する。

山菜は結構詳しい方だと思うのだが、きのこは難しい。

ヤングば~ば

きのこは世界中どこでもにょきにょき生える。それを見分けられる人はすごい!!