誰かに話したい74歳初めての驚き💋

74歳,ヤングば~ばのひとりごとにお付き合いください!!

介護保険 利用の仕方

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平成12年4月(2000年)からスタートしたんですね。

今年で24年経ったんですね!!

加入は40歳からですので、私は開始と同時に強制加入

させられています。

ちなみに利用したことはまだありません。

保険と同じように使う事がないほうがいいとは思って

いますが、2017年に96歳で亡くなった、同居していた

母を見送りましたが、その時本当に介護保険のことを

知らなくて困ったので、当時の事の記録と、私の様に

システムを知らない方のお役に立てればと思いここに

書いてみます。介護保険サービスは都道府県によって

違うらしいが、国策なので根っこの所は同じと思うので、

札幌市での例を書いてみます。

私の母は元気な人で、介護保険を支払ってはいましたが、

95歳まで利用したことがありませんでした。

82歳の頃背骨の圧迫骨折で人生で初の入院、その時は

手術もなく、ブロック注射と、背骨を固定するコルセット

で完治することが出来ました。まあその後は年相応の

衰えも見られましたが、通院だけで大丈夫でした。

95歳の4月、朝起きて来ないので見に行くと、ニコニコして

いるのだが、何か様子がおかしい!!ちゃんと口がきけない。

起こしてやると、自立で座っていられない。

何とか居間まで連れてきたが、座っていられないので、

食事も出来ない。何か大事なものがプツンと切れたような

感だった。これじゃ車に乗せて病院に連れて行く事も

ままならず、救急車を呼んで、かかりつけの病院まで搬送

してもらった。とりあえず入院させてもらい、様子を

みることになったのだが、2週間経ったころ、担当の先生に

呼ばれ、「回復の見込みはない。治療することもないので

施設を探して移ってほしい」と言われた。

来るものが来たと覚悟した。

その病院には地域連携室というのがあり、そこで施設を探して

くれるとの事。

急な事で、すぐ施設に入れる決心がつかず一晩考えた。

やはり、施設に入れるのが可哀そうで自宅に連れ帰ろうと思い、

病院には自宅に介護ベットを入れるまで待ってほしいとお願いした。

病院では介護で共倒れになるから、施設にいれた方がいいと勧め

てくれたが、面倒見れなくなったらお願いすることにした。

私はまだ元気だったし、仕事もしていなかった。主人も手伝って

くれるだろう。車で15分位の所にいる姉も毎日来て手伝って

くれるだろう。頑張ってやってみようと思った。

しかし動けない人間を動かすだけでも、大変なことだった。

病院を退院させて、自宅のベットに寝かせることも、

自分達では出来ない。病院でストレッチャー付きのタクシーを

手配してもらい、家まで連れて来てもらい、ベットに

寝かせてもらった。入院中に病院が手配してくれ、介護

認定の面接があり、要介護4-5だろうとは言われたが、

この時点では確定ではない。

でも知り合いの介護センターをやっている方に来てもらい、

使えるサービースはすべて使いたいので、手配してもらった。

私たちは40歳になると、被保険者として介護保険に加入します。
65歳以上の方は、市区町村(保険者)が実施する要介護認定において介護が必要と認定された場合、いつでもサービスを受けることができます。

また、40歳から64歳までの人は、介護保険の対象となる特定疾病により介護が必要と認定された場合は、介護サービスを受けることができます。

介護保険で利用できるサービスには、

  • 要介護1~5と認定された方が利用できるサービス(介護給付)
  • 要支援1~2と認定された方が利用できるサービス(予防給付)

があります。

厚生労働省HPより引用

介護保険を利用するには、


1.住んでいる市町村の介護保険担当窓口に認定の申請からはじめる。

2.役所から任命された認定調査員が自宅(入院中の場合は病院)に来てご本人に日常生活の状況を見て、身体機能・認知機能のチェックを行う。その後、認定結果が出るまでに1か月程度を要する。

3.要介護認定が出たら、要支援が出た場合は、地域包括支援センターに相談、要介護が出た場合は、、ケアマネジャーに相談する。

4.要介護の人は、自治体から地域で活動しているケアマネジャーのリストをもらえるので、その中から、自宅との距離などを考えて、何人か連絡をしてみまる。良さそうな人がいたら、自宅に来てもらい困っている点を相談する。

もしケアマネジャーの見当がつかない場合は地域包括支援センターに相談をして、自分にあったケアマネジャーを紹介してもらうこともできる

5.ケアマネージャーにケアプランを立ててもらい、それに元づいて介護サービス開始!!

となります。

ケアプランをたてた時点では、介護認定は確定ではなかったが、
「要介護5は、日常生活のほぼすべてに支援が必要な状態を指します。
食事、入浴、排せつを基本とする日常生活の大半にサポートが必要な
ため「全介助の状態」とも呼ばれます。」のマニュアルを参考に
要介護5を想定して、プランをたててもらいました。

要介護5自宅で家事の世話や介護を受ける場合

下記のサービスが受けられるとの事、母は1.2.3.6のサービス
を受けました。 

1.訪問介護(ホームヘルプ)
2.訪問入浴
3.訪問看護
4.訪問リハビリテーション
5.夜間対応型訪問介護定期巡回・随時対応型訪問介護看護
6.居宅療養管理(医師の往診)

1~5は介護保険で、1~3割の負担ですが、母の場合6は
普通の医療保険でした。母は介護保険は1割負担、医療費も1割負担でした。

母の場合
1.訪問介護(ホームヘルプ)は毎日1時間
2.訪問入浴は1週間に1回
3.訪問看護も1週間に1回、連絡すればいつでも来てくれる。
6.医師の往診 原則1週間に1回、連絡すればいつでも
 来てくれる。

 とのケアプランを立ててやってもらっていた。

往診の先生が、「自宅で見取ること」の注意点を詳しく
説明してくれた。
母は、痛み等ないようなので、薬はすべて止めるとのこと。
延命治療はしない。異変があっても救急車を呼ばない

何かあれば夜中でも来てくれるとの事。

ヘルパーさんは体を拭いたり、シーツを交換したりが私一人では
無理なので、毎日はいってもらった。

訪問入浴は、男性一人、女性一人のヘルパーさん、看護師さん一人
の3人一組で洋バスを担いで来くれ、ベットの横にお湯を張って、
横になった姿勢でお風呂に入れてくれた。凄いものだと感心した。

看護師さんは,週1回来てくれ、色々相談にのってくれた。
なにかあればいつでも来てくれると言ってくれて心強かった。

家での看取りなんて、私に出来るかと不安だったが、皆の助けで
なんとかなった。主人も母の寝返りの度に助けてくれた。
姉も毎日通ってくれた。人間の命が消えるころは、手足が冷たくなり
血圧が下がってくるとお医者さん、看護婦さんに教わっていたが、
7月の13日眠るように私の手を握ったまま逝った。
倒れた日から、89日目だった。

考えて見れば、昔の人は皆自宅で看取っていたのだ・・・・・・。

母は温厚な性格の人だったが、最後の入院になった時、口もきけなかったのに、夜昼構わず奇声を発していた。私もびっくりしたが、もう家に帰れない
となげいていたのかも??
退院させるので家に帰ろうねと言ったらニコニコしていた。

家に帰ってからも亡くなるまで、いつもニコニコしていた。

反省点もあるが、在宅見取りは、とても良かったと思っている。

反省点
1.ケアマネージャーの選択を間違った。知り合いにいたので即
お願いしたのだが、知り合いだから言えない事も沢山あった。
力不足というか往診の医師を探せなかった。訪問看護師さんが
知り合いのドクターを紹介してくれた。結果的にはそのドクター
が素晴らしい方だったので良かったのだが・・・・・。

在宅介護が始まってまもなく、母に床ずれが出来た。
ドクターがケアマネージャーに大至急ベットのマットを交換
するように連絡してくれたのだが、手配が遅いと言われたらしい。

2.これは私の問題だが、介護保険のシステムが不勉強でわからない
ことだらけ。

3.静岡から戻り母と同居する時、リフォームをした。その時お風呂場
改装や手すりをつけたりしたが、後で調べてみると、事前に申請していれば
かなりの補助金がもらえた。勉強不足だった。

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介護保険制度は3年ごとに見直しをしているらしい。

現行の要支援・要介護の判定基準を調べてみたので、参考にして頂ければと思う。 

要支援1   「日常生活動作」はほぼ自分でできるが、「手段的日常生活動作」の一部で支援が必要とされる状態。

要支援2    「日常生活動作」はほぼ自分でできるが、立ち上がりや歩行能力が少し低下し、「手段的日常生活動作」で何らかの支援が必要とされる状態。

要介護1     「日常生活動作」はほぼ自分でできるが、立ち上がりや歩行に支えが必要なときがあり、「手段的日常生活動作」で部分的な介護が必要とされる状態。認知機能の低下が見られることも。

要介護2     自力での立ち上がりや歩行が困難で、「日常生活動作」と「手段的日常生活動作」の両方で部分的な介護が必要とされる状態。認知機能の低下が見られることも。

要介護3     自力での立ち上がりや歩行が非常に困難で、「日常生活動作」と「手段的日常生活動作」の両方でほぼ全面的な介護が必要とされる状態。意志の疎通が困難になることも。

要介護4     自力での立ち上がりや歩行が一切できず、日常生活全般において介護が必要となり、介護なしには日常生活を営むことが非常に困難とされる状態。意志の疎通が困難になることも。

要介護5     寝たきりなどの状態により、介護なしには日常生活を営むことがほぼ不可能とされる状態。意志の疎通も非常に困難。

介護申請は認可されるまで1ヵ月くらいかかるので必要な時はなるべく早

申請するといいと思もいます。申請後このくらいの段階でどんなサービス

が受けられるか調べておくといいと思います。