【社交辞令】なんて言葉あまり使いはしないけれど、
日本ではよくある事。結構無意識に使っている。
しかし、スイスでは絶対使ってはいけない。
****スイス人とは、いつも本音の付き合い***
スイスで知り合いになって、今度家に遊びに来て!!なんて
言ったら、スイス人は「ありがとう、いつ行っていいですか?」
と聞いてくる。
知り合いの家に行くことが、あるとする。相手の家の方が、
飲み物は何がいいか聞いてくれる。日本人はよく「結構です。
お構いなく」なんて言うが、そんなことを言うと何も出て来ない。
10人いて9人がコーヒーや紅茶を所望して、あなた一人だけ
「結構です。お構いなく」なんて言おうものなら、あなただけ
何も出て来ない。2時間たってもだ。
日本なら適当に何かでしてくれるが、スイス人はなにもだして
はくれない。
食事に招待されると、お返しに招待するのが普通だ。
お客が帰り際に相手の家に行く日を約束するのが普通だ。
****スイスの素晴らしい事!!*****
スイスは子育てをみんなで応援してくれる。
子育てに必要なものは、皆近所の人が回してくれる。
ベビーバス、ベビーベット、乳母車等、すべて無料で
回してくれる。👇👇はすべて無料で使わせてもらったもの。
後洋服もルートに入るかと聞かれよく解らずにいると、
子供服がいっぱい入った大きな袋が回って来て、
必要な洋服を取って次に回すシステム。
素晴らしいシステムだと思った。
ベット、乳母車すべていらなくなると、他の必要な人に回すのだ。
結婚式のシステムも面白い。スイスでは区役所や教会で式を
挙げるのだが、式は身内だけで、その後レストランとかで、
パーティーをやるのだが、招待客にリストが回ってくることが多い。
そこには新郎新婦の欲しい物がリスト化されていて、自分の財力で
贈れるものに〇をつけるのだ。
結構具体的に、どこのメーカーのコーヒーマシーンとか、
お皿を拭くふきん20枚とか、後になっていいシステムだと
思ったが、自分の時はそんなずうずうしい事と思いちゃんと
リストが作れなかった。結婚式は招待で招待された人は、
招待してくれてありがとうとお礼をいう。お祝いの品を渡すのが、
招待に対するお礼なので、欲しい物をあげたほうが、いいという
合理的な考えのようだ。 国が違えば色々違う。日本のように
お金がかからなくていいシステムだと思う。
****お客様は神様ではない****
6時で閉まるお店に5分前位に着いて、ヤッターと思ってはいけない。
だいたい6時までなので入店できないと断られる。
国が違えば、いろいろ違うが、子育てした私には、スイスは優しい国でした。