スイスで暮らしていた頃、日本には2年に一度里帰りしていた。
毎年帰るには航空券が高くて家計が許さなかったのだ。
今の様にLCCなんてなかった時代だった。
でもスイスでは休暇はみんな取れるシステムだ。地位、待遇の
契約によってだが、3週間、4週間とまとまって取れる。
そのシステムに合わせて旅行社が色んなプランを発売している。
我が家では、日本へ行くのは1年おき,他の年はスペインとか、
ギリシャとかに旅行した。日本は旅行型だが、ヨーロッパは
滞在型が多い。安いツアーが多いのだ。
同じ場所、同じホテルに滞在して、のんびり過ごすのだ。
まあ行先によってだが、主人の友人のご家族は、アメリカへ行き
3週間レンタカーで周遊していた。3-4週間あればどこにでも
いけますよね!!
私達家族が行った南の島は北ヨーロッパ人、中部ヨーロッパ人で
いっぱいだった。
ギリシャ、ロードス島でのこと、でも私と主人は1日浜辺で寝そべって
いるなんてことは、すぐに飽きてしまいレンタカーを借りてしまの探検
に出かけた。
息子がまだ2歳位の時だった。見たことのない虫を見つけ、主人を呼んで
聞いたところ、主人は顔色を変えて私達をどけた。
さそりだったとのこと。遺跡の跡にはカラフルな大きなトカゲも沢山いた。
丘の上で急に道路がなくなったり、川の向こうに道路が続いていて
川を渡ったら川の真ん中で車が止まってしまったりハプニング続き、
携帯もナビもない時代だったが、若さとロードス島の雰囲気で
なんとか大事にならずに済んだ。・・・・車は押して川から出し
しばらくしたらエンジンがかかった。・・・
今はヨーロッパの国々のほとんどがユーロ加盟国になったので
事情も変って来ていると思うが・・・・。
休暇制度に関しては日本はまだまだ後進国だと思う。
日本に住む日本人の休暇事情は余り進化していないような
気がするが、外国人の日本への関心は随分変わったと思う。
円安もあるが、私はインターネットの普及とLCCの普及だと
思う。
「オーバーツーリズム」日本でも問題になり始めましたね。
政府も住民の事は考えてあげないとダメですね。
観光客からなんらかの形で、徴収するのがいいと思う。
そのお金が住民のためになる事に使えるシステムを作る
べきですよね。私も観光で色んな国に行きましたが、支払う
代金の含まれていれば解らないし、行きたければ納得で払いま
すよね。
住民と観光客の両方がwinwinの方法を考えるべきでは??