誰かに話したい74歳初めての驚き💋

74歳,ヤングば~ばのひとりごとにお付き合いください!!

母  

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母を見送って7年経った。享年96歳。大往生だ。
元気な人で80過ぎに初めて圧迫骨折で入院した。
手術をすることもなくブロック注射と背骨の固定で退院できた。
内臓系はどこも悪くはなかった。
それからも寝込むこともなく元気にすごせた。

  

   

亡くなる3か月前に朝起きて来ないので見に行くと、
ニコニコしているのだけれど、起きられない。
起こしてやっても座っていられない。
どこかの神経がプッツンと切れたような感じだった。
救急車を呼んでかかりつけ医に見てもらい
取り敢えず入院させてもらった。


1週間位経ったところで、もう回復の見込みはないので、
施設を探して退院させてほしいといわれた。
治療することもないといわれた。
来るべき時が来たと覚悟した。

救いは痛がったり苦しがったりしていないということだ。
すぐ施設は探せると病院の地域連携室の人は言ってくれたが
そういう施設に入れるのも可哀そうで
一晩考えて家に連れて帰ることにした。
病院には電動リクライニングベットを入れるまで
おいて欲しいとお願いした。


私は、もう仕事をしていなかったので面倒は見れると思った。
主人も手伝ってくれるだろう。
車で15分位の所に住んでいる姉も毎日来てくれるだろう。
3日後ベットが入ったので病院から連れて帰ってきた。
寝台車を頼んで家のベットに寝かせてもらった。

母はずーっと元気だったので96歳になるまで介護保険
使ったことがなかった。払ってはいたが・・・。
知り合いに介護の会社をやっている人がいたので来てもらい
介護プランを立ててもらった。

ヘルパーさんは毎日1時間来てもらい清拭とシーツ交換、
オムツ交換をしてもらう。
お風呂はお風呂屋さんみたいな会社から週1で来てもらう。
看護婦さん1人、ヘルパーさん男性1人、女性1人のチームが
お風呂桶を担いで来てくれる。

看護師さんは週1回、必要なら何回でも来てくれる。
往診専門のドクターも最低週1回、必要なら何度でもきてくれる。
ドクターからは延命措置をするか、自宅で見取る覚悟はあるか、
としっかり聞かれる。
自宅で見取りたいと伝えた。
延命措置をしないで、自宅で見取る場合は救急車を呼ばないこと。
夜中でもいつでもドクターに連絡すれば来てくれるとのこと。

介護チームが出来て介護生活がはじまった。
しかしその後そんなに長くなく母は逝ってしまった。
発病して丁度3か月だった。
父は肺がんで53歳で逝っていた。
父なき後47年未亡人として娘3人の結婚・出産・子育てを手助けしてくれた。感謝!!ありがとうございました。

ヤングば~ば

人間が病院でなくても、穏やかに死を迎えられるとは知らなかった。ドクターや看護師さんが色々教えてくれるので、不安はなっかった。死が近づくと、血圧が60位になってくる,手足が冷たくなってくると。
その通りになって来て私の手を握ったまま亡くなった。