皆さん、こんにちは!!
ヤングば~ばです。
私位の年代では、女は台所、男は家事はお手伝いという
感覚でした。
それが、いい事悪い事と議論するすもりはありませんが、
結婚してスイスで暮らし始めた頃、隣人にクルトという
スイス人がいました。
主人より10歳位年上だったと思います。駅前通りにあるスイス
の銀行にお勤めの方でした。
結婚前から主人と仲良しで、ベランダの堺の板を取り外し
行き来していました。
結婚して、私とも仲良しになり、色んな事を教えてもらいました。
彼は英語、フランス流暢で、主人とはドイツ語、
私とは英語で話していました。
結婚式の案内状も英語からドイツ語に訳してもらいました。
主人が夜中に高熱を出した時は、
往診できるドクターを探してくれ、寒い日に外でドクターを
待っていてくれました。
1度結婚していたことがあると言っていましたが、
その後は独身でした。
その頃の日本では、男の一人暮らしはなんとなく、
不潔のような受け止め方が、あったような気がします。
クルトと知り合って「私の男の一人暮らし」に関しての
イメージが変わりました。
鼻歌交じりで掃除機をかけ、料理本片手に料理をつくり、
洗濯室で洗濯をして、楽しそうに暮らしていました。
スイスでは賃貸のアパートメントには共同の洗濯室が
備わっています。
今の日本のコインランドリーにあるような大きな洗濯機
があり、シーツ10枚くらい一度に洗えます。
温度も90度と40度位に調節でき、コインを入れて使う
ようになっています。
洗濯室は20畳位の部屋で、暖房完備の乾燥室になっています。
日本のように毎日のように洗濯する習慣はなく、
2週に一度位に回ってくる自分が使える日にまとめて洗濯します。
慣れるとこれが楽ちんで、日本に戻っても洗濯機は大きめのを購入
して、まとめ洗いをしています。
でも日本は湿度が高いので、ため込むとカビがはえることがある
ので、注意が必要です。
クルトと私は洗濯日を共有し、どちらの洗濯日にも使えるように
していました。
クルトと知り合って、こんなに楽しそうに家事をしている男性に
はじめて会いました。
クルトと知り合った影響だと思いますが、
息子を授かって育ててきて、料理ができる男子に
育てるよう努力してきました。
料理ができれば、1日3食の食事を作ることが出来れば、
人生楽に生きられるのではと思います。
息子は大学時代から一人暮らしをしていました。
結構一人で作って食べていたようです。
結婚してからも子供四人育てるのに、台所に立って
いるようです。
「男も台所に立つべし!!」
それが男性自身の幸せにつながると、信じています。
皆さんはどう思いますか!!
最後までお読みいただきありがとうございました。