皆さん、こんにちは!!!
ヤングば~ばです。
”ごみ屋敷”私の人生とは接点はないだろうと
思っていました。
しかし札幌に戻って母の持ち物の古ーいアパートを管理するようになって、
「ゴミ屋敷」とはすぐ出来上がるものと知りました。
”古ーいアパートなのでもちろん安く貸していました。
場所がいいという点がおすすめポイントなだけで、あとはいいところなし。
敷金を余分にお預かりすること。保障人はいなくても病気になったり、
亡くなった時の連絡先があることを条件にしましたが、
それもいない方が多かったです。
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本州で暮らして違いに気がついたのですが、
北海道の賃貸物件には更新料がない。敷金はある。
原則ととして退去時に返還する。仲介業者はもちろん礼金はとる。
私がアパートを管理していたころは大家に対して広告料を要求された。
土地が変わればいろいろ違うことを知った。
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しかしさすが大都市借り手は沢山います。
どこも貸してくれない年配者が多かったです。まあ人情にほだされて、
「アパートは古いので、こちらの都合で取り壊す時は、
ごねないで出て行ってもらう」と条件も入れて貸しました。
まあどんな方も年をとります。70代の方が10年も経てば80代です。
日本には民生委員という制度があり、札幌市では一人暮らしの方を1か月に
一度訪ねてくれます。安否確認ですね。
私の母の所へも私が一緒に暮らし始めるまでは毎月来てくださっていました。
民生委員さんは、一応市から街の人格者にお願いしているようですが、
お手当は涙ほどらしいです。
わがアパートは1~2軒を除いて一人暮らしの方でした。
もちろん8割方ちゃんとした方でしたが・・・・・!!
KMさん、私が管理するようになってからすぐ入居しました。
75歳位で入居して、86歳で亡くなりました。
身よりがいないという事でしたが、実は立派なお姉さんが2人いました。
仲は良くなかったらしいのですが、訪ねていらして、連絡先を置いて
いかれました。
KMさんは、一度も結婚したことはなく、温泉旅館、住み込みの
お手伝いさん等々ずっと働いていたらしいです。
でも亡くなる1年位前からどこか調子が悪く体が動かなくなったらしい。
それまでは、割とこぎれいにしていたらしいのですが、体が動かなく
なって来てからは、コンビニで食料を買ってきては食べ、
空容器を2~3か月ためるとごみ屋敷になるようです。
寝るのもベットには行かず、ストーブの前に毛布を持ってきて、床の上で
ゴミの中に寝ていたようでしだ。
6畳2間でしたが、奥のベットルームはごみ屋敷ほどではなかったが、
テレビ・流し等ある部屋は50㎝~1m位足の踏み場もないほどのゴミの山でした。
民生委員の方の話によると、自分でコンビニまで行って救急車を呼んでもらった
らしいです。半月の入院で亡くなりました。
お姉さんによると後かたずけをするくらいのお金は残していたらしく、業者さんに頼んでほしいと言われ、業者さんにお願いしてキレイにしもらいました。
民生委員の方と話したのですが、”あっぱれな方でした。清々しいと思えるおばあちゃんでした。 姉妹に迷惑をかけないように肩肘張って生きてきたのだろうと思います。
下の写真は私が実際貸していた部屋ではありません。こんな感じだったなあと思い写真をお借りました。実際はもっとごみが多かったです。
**ウチのアパートには、年配者が体が動かなくなって、
ごみ屋敷になった方は他にもまだいて
迷惑をかけられましたが、なんとも切ないものです。
高齢化社会の縮図のようなものです!!!*****
最後までお読みいただきありがとうございました。